激安リール「16ジョイナス」を魔改造カスタム?してみた!リールスタンド&ベアリング追加

激安リール「16ジョイナス」を魔改造カスタム?してみた!リールスタンド&ベアリング追加

実売価格が3,000円台で購入できるダイワのリーズナブルなリール「16ジョイナス」。初心者の入門用やとりあえずリールの機能を果たしてくれればそれでいい、と持っている人も少なくないのではないでしょうか。しかし格安リールなだけにドラグやライントラブルの面などでどうしても不安が残ります。そこでこの16ジョイナスを「魔改造」?してみることにしました。


16ジョイナス魔改造カスタム計画

16ジョイナスを魔改造するにしてもあまり凝ったことをしても、見ている人の参考にならないので行うカスタムは2つ。

・糸ヨレ軽減のためのラインローラーにベアリングを追加

・バランス向上とキズ防止にリールスタンドを追加

用意したものは

ベアリング 内径3mm 外径6mm 幅2.5mm

リールスタンドR7

ベアリングはサイズ共通なのでモノタロウで購入。リールスタンドはゴメクサスのR7です。

ゴメクサス リールスタンド R7

16ジョイナスの弱点は?カスタムのポイント

16ジョイナスをエリアトラウトでしばらく使ってみましたが、魚は釣れないことはありません。しかし弱点も同時に感じていました。それは糸ヨレによるライントラブルの多さ。

もちろん値段なりなのは仕方がありませんが、1個数百円のベアリングで改善するなら安いものです!

またエリアトラウトでは釣果の撮影する機会も少なくありません。やっぱりSNS用に写真なども欲しいですからね。

そんなときに地面にリールを傷付けることなく置けるリールスタンドはあると便利じゃないかと思い、追加カスタムを決定しました。

16ジョイナスの実釣図

16ジョイナスのラインローラーをベアリングカスタム

16ジョイナスのラインローラーを分解してみると、ハトメのような金具が入っています。これを抜いて代わりに同サイズのベアリングを入れてあげるだけ。

もちろん最初のグリスアップはきちんと行っておきましょう。外してネジで締め戻すだけなので非常に簡単です。このラインローラーの動きが良くなると、糸ヨレにも効果があるのではないかと期待が高まります!


16ジョイナスにリールスタンドを取り付ける

16ジョイナスのカスタム完了図

続いて16ジョイナスにリールスタンドR7を取り付けていきます。こちらも取り付け方法は簡単。ハンドルの逆についているネジを外して、リールスタンドに変更するだけ。

こちらは工具も何も必要ありません。

リールスタンドを取り付けるメリットは、デザイン的な見た目と地面に置くときスプールやリール本体に傷が入りにくくなる点、リールの持ち運びにフックをスタンドに引っ掛けておける点です。

意外にもメリットが多いカスタムで、これはお値段以上の効果があるかもしれませんね。


16ジョイナスを魔改造?微改造?カスタム!意外と快適

16ジョイナスの取付図

格安リールである16ジョイナスを魔改造してみました!魔改造というよりはほんの少しだけ「微改造」と言った方がいいかもしれませんが、とにかくカスタムは完了です。

実際に使ってみた感想ですが、糸ヨレについては使い込んでみないと分からないまでも、今日の釣行ではとりあえず大きなライントラブルは発生せずに1日を終えることができました。

またリールスタンドはやっぱり躊躇なく地面に置けるのはものすごくストレスフリーです。SNS用の写真撮影もスムーズなので「あったら便利」なのを実感できました。またリールスタンドの意外なメリットとして、ハンドルの逆側のウェイトが増えることによってリーリングの安定感が出てきました。

なんとなくリーリングが滑らかになったというか、巻き取り時のふらつきがなくなったというか。感覚で微妙な違いなのですが本当にバランスは良くなってる実感があります。

格安リールでもちょっと手を加えてやるだけでずいぶんと使い心地が向上しますよ。16ジョイナスを持っているアングラーの皆さん、ぜひカスタムでもっとリールを使いやすくしてみませんか?