湯川マサタカ監修のハンドルノブ、『ZG-T』がデビュー!

湯川マサタカ監修のハンドルノブ、『ZG-T』がデビュー!

ゴメクサスが湯川氏とプロスタッフ契約を結んでから数か月後、確か2023年の8月ごろに湯川氏のリクエストによってあるプロジェクトが動き出しました。そう、チタン製T字型ノブの開発です。

ゴメクサスが湯川氏とプロスタッフ契約を結んでから数か月後、確か2023年の8月ごろに湯川氏のリクエストによってあるプロジェクトが動き出しました。

そう、チタン製T字型ノブの開発です。

湯川氏のリクエストは・・・
・リール自体の重量を抑えるためシングルハンドルで使用できるもの

・繊細な巻きに対応できる指の置き所(フラット面)がある

・ノールックでハンドルを掴みに行った際にも存在感のあるもの

様々なノブの形状を試してもらった結果、それらの要求に高次元で対応できるのがT字型ノブだったのです。

 

開発前に私たちには少し不安がよぎりました。

「ちょっとクラシカルすぎない?」「使ったて人あまり見ないな~」そんなイメージ。

何度も打ち合わせを重ねている中、湯川氏からハッとさせられる言葉を掛けられました。

〝やっぱりカスタムって、純正よりカッコよくしたいって理由が一番大きいんじゃないかな?カッコよくて、誰も見たことがない、ワクワクするような商品作りましょうよ!”

確かにT字型ノブを好まない人は多い。その理由もアンケートを取り、結果はやっぱり見た目が大半を占めていました。

それなら湯川さんとカッコいいT字型ノブ作ろう!と開発チームで奮起したのを覚えています。

 

開発にあたり、湯川氏がイメージするノブのラフ画を描いてもらい、その中でイカの触手やエンペラをイメージするデザインの方向性が決まりました。

これらは残念ながらボツになったデザイン。

これはこれでカッコいいので機会があれば。。。

弊社デザイナーも頑張って、氏のイメージするカタチを様々な角度から落とし込んだデザインを何パターンも作りました。

その後も打ち合わせを重ね、ある程度決まったデザインを3Dプリンタで作成し、握り心地、つまみ心地など実釣を交えてチェックしてもらう作業を繰り返します。

こちらは本社で作成した初代3Dサンプル。なんだかキンケシみたい。

この頃はまた全体的に厚みがあって彫刻の彫りが深いです。

この後同じようにサンプルを製作しては日本に送り、細かな修正を繰り返します。

最終的な型が決まり、やっとチタンでのサンプル制作。その時点で12月末。。
2Dサンプルカラーの再現も含め、フィッシングショーでのお披露目に間に合うかヒヤヒヤしましたが、何とか間に合い無事大阪で初公開となりました。

 

以下湯川マサタカ氏インスタグラムより抜粋

〝釣り人が本気で関わるからこそ、見た目だけでは無いものが出来る!!

妥協なくテストし使い込み本気で欲しいと思うものを形にするからこそ熱き想いと魂がこもった製品が産み出されます。

カスタムパーツは格好良い事はもちろんのこと使ってみてさらに利点が増す事も大切。

幾度となく打ち合わせをしてくれて、本気で意見を取り入れてくれて、何度も納得いくまでのやり取りを繰り返して応えてくれたゴメクサススタッフさんに感謝

アオリイカのエンペラを模したTノブ

シングルハンドルを使い込んできたからこそこれが欲しかった!と言うものが形になった

繊細な釣りにも使えてパワーファイトにも使える

何処をつまんでも巻きやすく、シングルなのにすぐにパッとつかめてしまう。

チタンなのに軽く良く回る。

今後、こう言った想いのあるものが形になっていくのが楽しみでたまらない!!”

https://www.instagram.com/p/C27PSeGP6r-/