・バルケッタのハンドルをカスタム!
バルケッタはシマノが販売するカウンター付き両軸リールです。1万円台で購入できる低価格帯のモデルで、初心者から中級者を中心に支持を集めています。カウンター付きリールながらも150DH-PGで自重195gと軽量化も施されています。
今回セレクトした150DH-PGは、150番ボディにダブルハンドルを装着したモデルです。ハンドルはやや長めの55mmを採用し、タイラバやイカメタルのようなルアーフィッシングへの対応力も備えています。そのハンドルを交換することで、さらに使いやすいリールに仕上げたいと考え、FH-P20を選択しました。FH-P20には2色あるので、その2色を使い、カラー比較も行うので、ぜひチェックしてみてください。
・FH-P20ってどんなハンドル?
FH-P20はゴメクサスが販売するベイトリール用のダブルハンドルです。95mmとやや短めのカーボンハンドルに、直径20mmのTPE製ノブを搭載しているのが特徴。ルアーフィッシング向けの小型ベイトリールや、船釣り用の小型両軸リールにマッチするサイズ感です。
ハンドルに採用しているカーボン素材は、東レ製のものを採用し、品質の高さにも期待できます。また、ノブのTPEは滑りにくく、汚れが付着しても落としやすいのも特徴。さらには耐久性が高く、長期間使用できるところもTPE製ノブの魅力です。
カラーはブラック、シルバー、レッド、ゴールド、パープルの計5色。ハンドルやノブのカラーはブラックで統一され、ハンドルキャップのみカラーがそれぞれ異なります。今回は5色の中からブラックとゴールドをチョイスし、カラー比較も行います。
これだけの性能を備えていながらも、価格は3,990円とかなり抑えられているのが魅力的。低予算でも性能が高いハンドルを探しているアングラーは、FH-P20をチェックしておきましょう。
・FH-P20の交換手順
ここでは、ゴメクサスのダブルハンドルFH-P20をバルケッタ150DH-PGに装着する手順を紹介します。
[用意するもの]
プラスドライバー
マイナスドライバー
ソケットレンチ 10mm
[交換手順]
①プラスドライバーを使用して、リテーナを固定するネジを外します。
②ソケットレンチを使用して、ハンドルを固定するネットを外します。
③ハンドルを外します。
④純正ハンドルが付いていた位置に、FH-P20をセットします。
⑤リテーナープレートを装着し、ハンドルと締めネジが噛み合うように、ボルトを調整します。
⑥プラスドライバーを使用して、リテーナープレートを固定する締めネジを締め込んだらハンドル交換作業の完了です。
ハンドル交換を行うときの注意点としては、ハンドルの左右に見合ったボルトを使用すること。ボルトの左右は表記されていないため、ボルトをハンドルシャフトに噛み合うかどうかしっかりとチェックする必要があります。ハンドルの向きに合っていないボルトを強く締め込むと、不具合が起こる可能性があるので要注意。最初は手で軽く回し、噛み合うかどうか確かめてから締め込むようにすることが重要です。
・実際に使用してみた感想は?
FH-P20をバルケッタ 150DH-PGに装着してタイラバをメインに使用してみました。その使用感は快適そのもので、タイラバで重要な等速巻きを行いやすいところに魅力を感じました。
小型ではあるものの、根魚がヒットしたときでもノブから手が滑らず、安定したファイトでキャッチに持ち込めました。
また、ハンドル長95mmとやや短めのハンドルで、ハンドルの回転をやや重たくできるところも注目ポイントです。特に相性が高いと考えられるのが、軽いヘッドを浅場で使用する場面で、巻きが軽すぎて水中の変化を捉えにくいとき。ハンドルを短くすることで巻き心地をやや重たくし、水中の変化をより捉えやすくなった印象を受けます。
FH-P20のカラーに関しては、ブラックもゴールドもバルケッタのデザインにマッチする印象。
ブラックは落ち着いた大人の雰囲気。
ゴールドは高級感を演出するのにぴったり。
カラー比較をしながら、どのカラーをチョイスするか決めて、リールのドレスアップを図ってみましょう。