エギングでハンドルノブを交換するメリットは、やはり感度の向上でしょう。
使用しているリールやロッドを考慮し、適合したハンドルノブをカスタムすることで、イカの小さなアタリを手元で感じることができます。
またカスタムすることで使用感の向上を図ることができ、理想的なエギングを行え、結果として釣果に良い影響を与えます。
本記事は、エギングで、ハンドルノブを交換メリットを解説します。
ノブの素材を紹介
まずは、ノブの素材を紹介します。
①EVA製
柔軟性と弾力性を有した合成樹脂です。
空気を多く含んでおり、かなり軽量で、水はけがよく、グリップ性の高い素材となっています。柔軟性もあるので強めのファイトでも手が痛くなることはありません。
②アルミ製
金属なので高い剛性が特徴です。硬いので、アタリが手元まではっきりと伝わりやすく、汚れが付着しても簡単に落とせることが可能です。また素材の劣化がほとんどなく、長持ちする素材です。
③TPE製
ラベー系素材のなかでも、安定したグリップ力・硬さを有しており、高い耐久性が特徴です。濡れやすい釣行時でも使いやすい素材となっています。
④コルク製
コルク製のノブは、見た目が非常に良くアングラーのモチベーション向上を図ってくれます。また樹脂製のノブと異なりベタつきが少ないことが特徴です。
⑤カーボン製
軽量かつ剛性の高い素材です。カーボンハンドルは厚みがあるほど剛性が高く重い、薄いほど感度が高く軽い傾向にあります。
ノブの形状を紹介
次は、ブの形状を紹介します。
①I型ノブ
小型のリールに搭載されてあることが多いI型ノブです。つまむようにノブを持ち巻き上げるので、小型の魚などの小さなアタリを感じ取ったり、繊細なルアー操作が要求される釣りに向いています。抵抗の強いルアーを使ったり、引きの強い魚とファイトすると手が滑ったり、力が込めにくくなることがあります。
②ラウンドノブ
抵抗の大きいルアーを使ったり、大型の魚とファイトする釣り型に向いているハンドルノブです。逆に細かいアタリを指で感じ取ることは苦手となります。激しくルアーを動かすショアジギングなどで多くの方が使用しています。
③パワーノブ
パワーノブは電球のような形をしたノブです。指先でつまむにも丁度良く、握りこむことも可能で、シーバスなど中形の魚とファイトする釣り型に向いています。I型ノブとラウンドノブの中間のイメージです。
ノブのサイズの選び方を紹介
ハンドルノブを選ぶ際に気を付けていただきたいのがサイズ選びです。
リールの番手に合わせて選ぶこととなりますが、大きくても小さくてもバランスが悪くなります。
使用されているリールのノブの長さを基準に、店頭やネットを参考選んでください。
エギングにオススメノブ4選
①銀河ノブ
極薄中空構造のチタン製のI型ハンドルノブです。滑りにくく軽さを体感できます。指がハンドルノブの窪みにフィットするよう設計されているので、握りやすく離れにくい形状となっています。
②A20ノブ
アルミ製のハンドルノブです。軽くて繊細なアタリを掴めるのはもちろんですが、安定したリーリングができ、シングルハンドルでも巻きスピードにムラが出にくいことが特徴です。
③EA20ノブ
EVA素材なので、水に濡れても滑りにくく、高いグリップ性を発揮するハンドルノブとなっています。柔らかい素材なので、強めのファイトでも指が痛くなることはありません。
④フィネスタッチ
やわらかいTPE素材を使用したハンドルノブです。軽さも特徴ですが、しっかりとしたグリップ性と指への高いフィット感を感じることのできるハンドルノブです。