Part 1.キスとは
キスは細長い体系で口がとがっている魚です。
夏の産卵期を迎え、海水温が上昇してくると沿岸の浅場まで移動してきます。
肉食性で、ゴカイなど海底に潜む生物を捕食します。
キスの身は脂肪が少なく柔らかいため、クセがなく刺身やてんぷらなどに調理すると美味しく食べることができます。
今回は夏場釣り人気のターゲットであるキスを紹介します。
キス釣り用のリール
まずキス釣りのリールですが、遠投性能が重要となってきます。
岸から150m近く遠投することができれば、尺ギスなどの良型はもちろん大漁となる可能性が高くなります。
遠投用のリールは、キャスト時の摩擦を減らすためスプール径が通常のものより大きく設計されています。
少しでも遠投するため専用のリールをセレクトしましょう。
また遠投にオススメのリールは2500番や3000番などの番手という表示がありません。
なので、スプールの糸巻き量で選ぶ必要があります。
キス釣りで遠投したいのであれば、PEラインの0.6~1号を250m巻けるものがおすすめです。
ショアジギングやエギングで使用するようなリールでも流用できないことはありませんが、やはり飛距離を考えると遠投用のリールに分があります。
キスが釣れやすいポイント
キスは夏のシーズンには浅場に寄り付き、漁港内やサーフなど浅い砂地がある釣り場であればどこでも釣ることができます。
また海底を回遊する魚ですので、釣り方は投げ釣りやちょい投げで気軽に釣ることができます。
定石のポイントとしては、岩礁帯が多く身を隠せるポイントや、アマモなどの海藻が茂っているポイント、海底の掛けあがりなど変化のある場所があげられます。
特に水質の良い場所を好みますのでアマモが群生する場所は絶好のポイントとなります。
まとめ
今回はキスについてご紹介させていただきました。
キスはパターンを掴むことができれば、日中でも満足のいく釣果が期待できます。
簡単に釣れて食べても非常に美味しいキス、浅場に移動してくる6~9月のハイシーズンに挑戦してみてはいかがでしょうか。