18セフィアBBとカスタム
セフィアBBシリーズと言えば、大手メーカーのシマノから販売されている、エギング入門必携アイテムです。
それゆえ、18セフィアユーザーは多く、ここからカスタムにハマる人もいます。
ゴメクサスのセフィア専用ダブルハンドルのMDY-T20/MDY-T22は、セフィアユーザーにカスタムの楽しさを届けます。
ハンドルの交換方法
今回は、ゴメクサスから出ているダブルハンドルのMDY-T20/MDY-T22にハンドルを交換します。
交換作業は非常に簡単で工具不要、作業工程は全部で三つです。
まずは、もともとついているハンドルを、リールを回すのと逆方向に回して、ダブルハンドルを取り付ける準備をします。
次に交換するハンドルを差し込み、リールを回すように取り付けます。この時、ハンドルの先端部ではなく、根本を持って押し込むようにしながら回してください。リールのボディとハンドルの根元の間のすき間が完全になくなるまでしっかり回します。
作業は非常に簡単です。
カスタム時にはリール全体の色合いや調和も気にしたいところ。18セフィアBBの基本色はレッドで、今回取り付けたゴメクサスのダブルハンドルも同じ色です。まったく違和感がありません。
ついでに、ゴメクサスのリールスタンドに変えて、大事なリールに傷が入らないようにしておきましょう。
ゴメクサスのダブルハンドルの使用感
ゴメクサスのパーツでカスタムしたリールを装着し、5時間のエギングに出かけました。
しゃくりの安定感につながり、疲れ知らずの釣行となったことに驚きです。
リール全体の重さ
ハンドルを変える上で最も気になることは、リールの重量がどれくらい変わるか、ということです。
しゃくってなんぼのエギングで、重いリールは使いにくく、疲れやすくなります。
通常時の18セフィアBB(シングルハンドル)の重さが238gでした。
ここにゴメクサスのダブルハンドルを装着すると、248gになりました。プラス10gです。
ついでにリールスタンドも装着すると255gでした。
公式で、18セフィアBBのシングルハンドルの重さは225gとあるので、PEラインの重さは、238g-225g=13gです。
なお、今回はシングルハンドルのセフィアBBですが、ダブルハンドルが標準装備されたセフィアBBの重さは235g。
今回と同じ量のPEラインを巻くと248gになる計算です。
つまり、シングルハンドルからゴメクサスのダブルハンドルにカスタムしたとしても、ダブルハンドル標準装備版のセフィアBBと重さは変わりません。
5時間のエギングでは、疲れや使いにくさにおいてシングルとの差は感じませんでした。
ハンドルノブの感触
ハンドルノブはチタン製で、一般的なプラスチックやラバー素材に比べると、感触は硬いです。
グリップがしっかりというよりは、自分がどれくらいの力で握っているかがノブの反発で分かりやすい、という感覚でした。
そのためしゃくりで時々に起こる、握りが弱くてしゃくった瞬間に指がハンドルから抜ける現象が少なかったです。
リーリング
リーリングの感触は、非常に滑らかでノンストレスでした。
巻き心地は軽いのにリーリングしている感触がではなく、今どこをハンドルが回っているのかが分かりやすかったです。
また、リーリングが安定し、ブレも少なく巻けました。
しゃくりやすさ
シングルハンドルからダブルハンドルに変える場合の一番の心配点が、しゃくりやすさでした。
ダブルハンドルとは言っても、掴んでいるのはそのうちの一つのノブで、もう一方が邪魔になるんじゃないかと。
実際に使ってみると、余っている方のノブに干渉されるわけでもなく、しゃくりやすかったです。
むしろ、リールの重心が安定しているため、しゃくりの強さも一定に保てました。
長時間使用後のハンドルのゆるみ
エギングを長時間使用していると、ハンドルの反対側のストッパーがゆるむことあります。
5時間しゃくり続けてみましたが、ハンドルのゆるみはありませんでした。
長時間使用していても、安心できそうです。
まとめ
ゴメクサスのセフィア用ダブルハンドルMDY-T20/MDY-T22は、デザイン・機能ともにセフィアユーザー想いカスタムパーツでした。
セフィアBBをお持ちの方は、ぜひカスタムの楽しみを味わう第一歩を踏み出してみませんか。