初心者必見! シーバス(スズキ)完全マニュアル その①

初心者必見! シーバス(スズキ)完全マニュアル その①

シーバス釣りは難しい」と感じる初心者は多いと思いますが、
実はシーバスの釣り方はそんなに難しくありません。釣り初心者の方にシーバスの知識と必要な装備を紹介します。
その①の中で、シーバスの基本的な知識を紹介しましょう。

シーバス釣りは難しい」と感じる初心者は多いと思いますが、
実はシーバスの釣り方はそんなに難しくありません。釣り初心者の方にシーバスの知識と必要な装備を紹介します。
その①の中で、シーバスの基本的な知識を紹介しましょう。


【シーバスってどんな魚】

日本ではスズキと呼ばれており、分類上はスズキ目スズキ亜目スズキ科スズキ属で、ルアーフィッシングではシーバスの呼び名が一般的だが、サイズによって名前が変わる出世魚でもあります。成長とともに呼び名が変わります。ただし、地方によって呼び名は様々に異なり、統一的な定義はありません。

・関東地方

幼魚をコッパ、1年ものと2年もので全長20-30cm程度までのものをセイゴ(鮬)、2、3年目以降の魚で全長40-60cm程度までをフッコ(福子)、それ以上の大きさの通常4-5年もの以降程度の成熟魚をスズキと呼んでいます。

・関西地方

フッコの代わりにハネという呼称が使われています。東海地方では60cm程度までを一律にセイゴ、それ以上の大きさの成熟魚をマダカと呼んで二分することが多いです。


シーバスの習性と生態

シーバスは汽水域を好む魚で、一般的には都市部の河口付近や港湾内で狙われることが多いターゲットですが、海水温の変化や産卵、ベイトの移動などに伴い生息場所を変える魚です。活動期である春〜秋にかけての水温の高い時期は浸透圧調整機能も高いため、成魚期以降も少なからぬ個体が稚アユや落ちアユなどを狙って河川の純淡水域のかなり上流まで遡上する。かつて堰やダムのなかったころは琵琶湖まで遡上する個体もいたと言われる。そして、10月頃から産卵行動の準備に入り、冬の1~2月頃には湾口などで産卵をしている。シーバスは食魚であり、主に小魚、甲殻類、エビ、カニ、そして他の小さな海洋生物を捕食します。夜行性の傾向があり、夜間に活発に餌を探し回ります。

・スズキ

関西や九州ではグレやクロと呼ばれるメジナは磯釣りでは超人気の定番ターゲット。メジナ向けの竿やリール、仕掛けが各メーカーから数多くラインナップされています。そのことからもメジナ釣りの人気の高さが伺えます。メジナは引きが強く釣り味抜群で、食べても美味しいのでぜひ狙ってみてください。


釣れやすい時間帯

都市部の河川や運河などでは夜に釣りをするナイトゲームが主流なのです。しかし、磯やサーフなどは朝から夕方までのデイゲーム(日中の釣り)が多いです。それぞれのポイントでシーバスがベイトを捕食するタイミング次第なので、ベイトの有無や潮流などにも左右されます。

おすすめなのは、デイゲームでもナイトゲームでも捕食のきっかけとなりやすい朝夕マヅメの時間帯です。そんなマヅメタイムは一気にシーバスの活性が上がって、あちこちでボイル発生します!ということも珍しくなく、入れ喰いになる場合もあります。ちなみにマヅメとは日が昇る直前直後、日が落ちる直前直後の時間帯の事を指し、釣りにおいては非常に重要視されるタイミングだということを覚えてください。


よく釣れる場所は

シーバスにはベイトが豊富で居心地の良い場所に定着する居着き型と、時期や時間帯、潮まわりやベイトの動きなどに合わせて居場所を変える回遊型がいます。

居着き型は桟橋や橋脚、停泊中の大型船、そしてケーソンのスリットテトラポッドなどのストラクチャによって出来るシェード(影)に身を潜めています。

エサ釣りであれば上手く誘い出して日中でも釣れるのですが、ルアーでは他に釣り人がいる状況で釣るのは困難です。変わって回遊型は朝夕のマズメ時を中心として、ベイトが集まりやすい所へ回遊してきますので、夜間なら常夜灯付近も好ポイントになります。

おすすめなのは、デイゲームでもナイトゲームでも捕食のきっかけとなりやすい朝夕マヅメの時間帯。そんなマヅメタイムは一気にシーバスの活性が上がって、あちこちでボイル発生!ということも珍しくなく、入れ喰いになる場合もある。ちなみにマヅメとは日が昇る直前直後、日が落ちる直前直後の時間帯の事を指し、釣りにおいては非常に重要視されるタイミングだということは大事なポイントです。


まとめ

シーバス(スズキ)に関する小さな知識はここまでです。次回は、海鲈鱼の釣り方法に焦点を当て、おすすめの仕掛けや具体的な釣り具の仕様について詳しく紹介します。