スピニングリールのメンテナンスは回転部分へのグリス/オイルアップ!
スピニングリールのメンテナンスと聞くとなんとなく難しい印象を受けるかもしれませんが、実はとっても簡単なんです。
ネジになっている部分を外してグリスやオイルを塗布するだけ。
メンテナンスを行うのはリールの回転部分が主で、回転を重視するならオイルを。逆に防錆び性能を高めたいのならばグリスを塗布するのがポイントです。
スピニングリールのメンテナンス箇所をチェックしよう
ハンドルノブ
ハンドルの持ち手部分、ハンドルノブです。こちらは外からオイルを差します。
ハンドル受け部
ハンドルを外して中を開けると軸受けが出てきます。この部分にグリスやオイルを差します。グリスを差すと回転がやや重くなるためお好みで。
ラインローラー
スピニングリールの糸を巻き取る重要な機構であるラインローラー。分解、洗浄をするのがベストですが、日々のメンテナンスの場合は外からオイルを差すのが一般的です。
ドラグ部分
スプールの上、ドラグキャップを外して中を空けます。水が中に入らないように、オイルよりもグリスでのメンテナンスがおすすめです。
メインシャフト
スプールを抜くとメインとなるシャフトが出てきます。メインシャフトの回転部分にグリスかオイルを差しましょう。リーリングに直接影響を与える箇所なので、オイルでのメンテナンスがおすすめ。
メンテナンスの頻度はどれくらいがおすすめ?
スピニングリールのメンテナンス頻度は、1釣行ごとに行った方がリールには優しいです。洗浄と乾燥、オイル/グリスアップの手順です。
ただ毎回手入れをきちんとできない場合も。そんなときでも流水で汚れを流すのと乾燥は1釣行ごとに行うようにして、オイルアップやグリスアップは使用頻度にもよりますが、せめて1ヶ月に1回は行うように心がけましょう。
余談ですがリールを水洗いするときはお湯ではなく水で流すのがポイントです。これはお湯の熱によって、グリスやオイルが溶けだしてしまわないようにするためです。
スピニングリールのメンテナンスでトラブルが少なくなる!
リールはさまざまな部品を組み合わせているいわば精密機器。回転が少しでも悪くなってしまえば、ライントラブルにつながる可能性もあります。
逆にメンテナンスさえしっかりしていれば、ストレスフリーな釣行が期待できるでしょう。
愛用のリールを長く大切に使っていきたいものですね。