ビッグベイトとは
ビッグベイトは、一般的に 15cmを超える大型のルアーを指します。明確な定義はないものの、近年では 20cm以上のシーバス用ルアーも存在するため、サイズ感で判断するのが一般的です。
重さも 50g～150gほどと重く、バス釣りやシーバス釣りなどでよく使われます。
ビッグベイトの歴史
ビッグベイトの歴史は、古くは19世紀まで遡ります。初期のビッグベイトは、主に木や皮革で作られており、ターゲットは主にマスやパイクでした。
20世紀に入ると、プラスチックや合成素材の開発により、より精巧で耐久性の高いビッグベイトが製造可能になりました。これにより、バスやシーバスなどの大型魚を狙った釣りにもビッグベイトが広く使われるようになりました。
1970年代には、アメリカのカリフォルニア州で、ビッグベイトを使ったラージマウスバス釣りが流行しました。このブームは、アメリカ全土に広がり、ビッグベイトフィッシングはバス釣りの中でも人気のある釣り方となりました。
1990年代には、日本でもビッグベイトフィッシングが注目されるようになりました。当時、琵琶湖で60cmを超えるラージマウスバスがビッグベイトで釣れたことがきっかけで、多くのアングラーがビッグベイトフィに挑戦するようになりました。
近年では、技術の発展により、より高性能なビッグベイトが続々と発売されています。また、ビッグベイトフィッシングに関する情報も増え、初心者でも比較的簡単にビッグベイトフィッシングを楽しむことができるようになっています。
ビッグベイトの特徴
- 大型で存在感のあるルアーであること
- 自重が重いため、ベイトタックルを使うことが多い
- バスやシーバスなどの大型魚を狙う
- アクションが大きく、アピール力が高い
- ロストすると高価なので、慎重に扱う必要がある
ビッグベイトの種類
ビッグベイトは、大きく分けて以下の2種類に分類されます。
- ジョイント系：複数のボディパーツが連結されたルアー。字型やクネクネとした動きでアピールする。
- スイミング系：一体型のルアー。ウォブルアクションやローリングアクションでアピールする。
ビッグベイトの釣り方
ビッグベイトは、以下のような釣り方で使うことができます。
- トップウォーター：水面を漂わせてバスやシーバスのバイトを誘う。
- スイミング：ルアーを泳がせてバスやシーバスのバイトを誘う。
- フォール：ルアーを落下させてバスやシーバスのバイトを誘う。
ビッグベイトの注意点
ビッグベイトは大型で重いため、取り扱いには注意が必要です。
- キャスト時は周囲に人がいないことを確認する
- ロッドやリールは、ビッグベイトに対応したものを用意する
- ラインは太めのものを用意する
- フッキング後は、一気に引き上げないようにする
ビッグベイトは、大型の魚を狙うことができる魅力的なルアーです。しかし、取り扱いには注意が必要なので、初心者の方は軽いルアーから始めることをおすすめします。
まとめ
ビッグベイトは、大型の魚を狙うことができる魅力的なルアーです。しかし、取り扱いには注意が必要なので、初心者の方は軽いルアーから始めることをおすすめします。
ポイント
- ビッグベイトは、バスやシーバスなどの大型魚を狙って使われます。
- ヒラメ、マダイ、キジハタ、サワラなどの魚も釣ることができます。
- 地域や季節によって、釣れる魚種は変わってきます。
- ビッグベイトは大型で重いため、取り扱いには注意が必要です。
- ビッグベイトは高価なルアーが多いので、ロストしないように注意する必要があります。