Part 1.犬吠・波崎沖の中深海
波崎・犬吠沖はアカムツのストック量が多く好漁場です。
犬吠沖は1月~6月まで解禁で、水深は150~300m以上と深く、時に黒潮が当たり少々難易度が高いです。
そして7月~9月中旬くらいまでは、鹿島灘沖の寒猫根と呼ばれる根周りがポイントとなります。
この時期はノッコミで、水深も100~150mと浅く比較的釣りやすいです。
浜値でキロ10,000円を超える超高級魚を今回もスロージギングで狙っていきます。
Part 2.釣行記
今回は友人5人との釣行で、左舷一列で間隔をあけ釣り座を構えました。
筆者はミヨシに陣取ります。
出港から1時間ほどで寒猫根に到着。
水深は120m(浅!)ですが、様子見でオゴジグDC-1の250gをセットします。
アカムツは基本的に底から1m以内をネチナチと、魚の目の前にジグが長い時間滞在するよう攻めます。
この時も底から50㎝くらいでフォール中、どう猛なアタリですぐにアカムツと分かりました。
よく深いところでアタリなんか分かるの?と聞かれますが、けっこう明確に出ますよ。
もう一つのアカムツの特徴として、途中までは素直に上がってきますが、残り50mくらいになると急に叩きます。
この叩きが出ればアカムツ確定、最後まで気を抜かず巻き上げて無事ゲット!
ちなみにアカムツは非常にバラしやすい魚なので注意しましょう。
※20㎝後半、ちょっと小ぶりなサイズ
次の流しで大ドモの友人がキロ近くありそうなアカムツをゲット。
※40㎝はありそう。彼はこの後2匹追加し竿頭。
さらに胴の間のスロージギング初挑戦の友人もアカムツをゲット。
※大したことは教えず、初挑戦見様見真似でお見事!
ミヨシ一段下の友人は…惜しくもユメカサゴ、残念
ここで潮も動かなくなりモーニングサービスが終わってしまいました。
アカムツが釣れる気配がなく、かかるのは外道ばかり…
ですが、多彩なゲストも中深海スロージギングの楽しみです。
筆者はユメカサゴ、ドンコ、アジ、カナガシラ、ムシガレイ、アラ、同船者はメバル、メダイ、テヅルモヅルをなどを追加していました。
※巨大なテヅルモヅル。ちょっとうらやましかった。
結局、アカムツが釣れたのは朝のみで、7人中3人、計5本となかなか厳しい超過となりました。
Part 3.ハンドルは絶対Tバーのロング!
筆者はハンドルをゴメクサス LM95-85に換装しています。
ロングハンドルは巻き上げも楽になりますし、Tバーノブは握りやすく力も入れやすいので、中深海スロージギングには欠かせないアイテムです。
Part 4.釣行データ
船宿:仁徳丸
日時:2021/8/1(日) 4時出船、12時半納竿、13時半帰港
ポイント:寒猫根
天候:晴れ
水温と潮色:24.8℃、底荒れ気味?
潮周り:小潮(干潮4:20、満潮10:39)
タックル:
BlueBlue BLACKKNUCKLEVERGREEN PSLJ 603-2+シマノ オシアジガー1501HG
EVERGREEN PSLJ 603-3+シマノ オシアジガー1501HG
ハンドル:ゴメクサス LM95-85
ライン:PE1.2号+フロロ6号
ヒットルアー:
ザクトクラフト オゴジグDC Type-1 200g,225g,250g
ASS 87ジグ 250g
BOZLES 太閤 200g
釣果:
アカムツ
ユメカサゴ
ドンコ
アジ
カナガシラ
小アラ
イシガレイ
投稿者:德山 英秀(ゴメクサス テスター)
